オーパス・ワン ワイナリー ロートシルト (ロスチャイルド) 家は、ヨーロッパの偉大なワインファミリーとして最も有名です。
その中でも特に有名なのは、フィリップ・ド・ロートシルト男爵。
彼は20歳の若さで、シャトー・ムートン・ロートシルトの経営を引き継ぎ、その後ワイン業界に革新をもたらしました。
また、シャトー元詰めを考案し、著名な芸術家にラベルのデザインを依頼し、1979年にはロバート・モンダヴィとパートナーを組みオーパス ワンを創立しました。
詳細 生産地アメリカ/カリフォルニア ワイナリーオーパス・ワン ワイナリー 内容量750ml タイプ赤ワイン 香り ブラックベリー、バラの花びら、チョコレート、エスプレッソを思わせるアロマ 味わい フローラルな香り、フレッシュなガーデンハーブ、森林植物のようなかすかなアロマを呈し、レッドチェリー、ブラックベリー、クロスグリの濃厚なブレンドとなっています。
シルクのような滑らかな舌触りの後には濃厚でフルーティーな味わいが広がり、ベーキングスパイスとブラックオリーブの香りが感じられます。
きめ細かいタンニンのベルベットのような舌触りと複雑な構成が調和され、フィニッシュはモカを思わせる、フレッシュさに満ちふれた長い余韻が続きます。
(オーパス・ワン公式HPより) 葡萄品種 カベルネ・ソーヴィニヨン80%、プティ・ヴェルド7%、カベルネ・フラン6%、メルロー5%、マルベック2% パーカーポイント 96点(Extraordinary 【格別】)深遠で複雑な個性があり、その品種で作られる古典的なワインに期待される、あらゆる属性を見せている。
これほどのワインであれば、特別な努力を払っても探し・購い・飲む価値があると思う。
保存方法 温度変化が少なく、光のあたらない、涼しい場所 オーパス・ワン・ワイナリーの設立は、ボルドー格付け1級の名門「シャトー・ムートン・ロートシルト」のフィリップ・ド・ロッチルト男爵とカリフォルニアワインの父と呼ばれていたロバート・モンダヴィの2人が、誰も造ったことのない最高品質のワインを造りたいとお互いに夢を語り合ったことから始まります。
1978年に合併事業としてカリフォルニア州ナパ郡にワイナリーを設立後、翌年にはワイン造りをスタートします。
この時の初ヴィンテージワインは、カリフォルニア史上最高価格での落札を記録。
オーパス・ワンの名を人々の記憶の中に刻みました。
「オーパス・ワン」という名前は、「オーパス」というラテン語と「ワン」という英語を組み合わせた音楽用語で、「作品番号一番」という意味です。
この名前には「1本のワインは交響曲、1杯のグラスワインはメロディーのようなものだ」という想いがこめられています。
創立者2人の顔が書かれたエチケットデザイン 1982年、フィリップ・ド・ロートシルト男爵とロバート・モンダヴィはエチケットのデザインにも取り組み、お互いの横顔とサインを取り入れたエチケットを完成しました。
向かって右がフィリップ・ド・ロートシルト男爵、左がロバート・モンダヴィです。
オーパスワンのぶどうはすべて手摘みで収穫され、ぶどう畑からワイナリーまで細心の注意を払い搬入されます。
ぶどうの房は、16キロサイズの収納量である小さな箱に丁寧に入れられるため、完璧な状態を維持することができます。
果実は人の手で選別され、葉や不完全なものはすべて取り除かれます。
そして、ぶどうの重力だけを利用して、除梗機からステンレス製タンクへ移します。
ステンレスは、低温で、穏やかな発酵プロセスを開始できる完璧な素材です。
ワイナリーでは、オーパスワンだけを生産していますので、それぞれのタンクは、ぶどうのロットごとに専用に使うことができます。
収穫期に1回だけ各タンクを利用するため、発酵とスキンコンタクトの工程を急ぐ必要がありません。
温度調節機能により温かい温度に保たれるタンクでは、長期にわたりスキンコンタクトが行われ、果皮や果肉から豊かな風味と色が抽出されます。
残った皮は、バスケットプレスへと落とされます。
また、皮、種、果肉のプレスもゆっくりと行われます。
フリーランワインと同様にプレスワインは、樽の中へ移され、熟成されます。
いったんワインが樽に入ると、補填、澱引き、清澄の作業が始まります。
熟成 1 年目は、フレンチオーク樽から何度も試飲を繰り返し、樽がワインに与える効果を評価します。
タンクで最終的な澱引き後に行われる清澄は、丹念な手造りにより生まれた オーパスワンの姿を実証しています。
鮮明度の低いヴィンテージには、何もしなければ浮遊している微粒子を引き付ける新鮮な卵白が注意深く加えられます。
この作業により、ワインは清澄され、磨きがかかります。
約1年半の樽熟成の後、ワインを瓶詰めします。
オーパスワンは、瓶詰め後、更に1年半瓶熟成が行われ、収穫から約3年後に発売されます。
オーパスワンでは、長い熟成を待っているお客様にお応えできるようなすばらしいワイン造りを目指しています。
しかし、若くても美味しく飲んでいただくこともできます。
複雑で味わい深く、デリケートに熟成された オーパスワンをお楽しみになりたい場合は、ヴィンテージの年から数えて20年ぐらい (適切な保管状態であることが前提) は十分に熟成させることができます。
若く、果実味の豊かなワインをお好みの場合、オーパスワンは収穫から3年後のリリース直後でも美味しくお飲みいただけます。
ワイン愛好家の皆様は、一般にヴィンテージの年から数えて 8〜15年経った オーパスワンを最も楽しんでいただいています。
お客様が最も美味しいと思われるタイミングでお飲みください。
2014年ヴィンテージは早熟で、ワイナリーの歴史上最も早い萌芽となりました。
この年は一年を通してタイミング良く雨が降り、温暖で乾燥した状態が続いたため、葡萄の木に適した条件がそろい、 予想を若干上回る産出量となりました。
ほぼ完璧な条件に恵まれた成育期を経て、葡萄の新鮮さと凝縮度が理想的なバランスになった9月5日に収穫を始めました。
早い時期に暴風雨があり一時休止したものの、10月7日までの短期間で収穫を終えました。
【公式サイトより】 ワインの保管状態については、いくつか重要なポイントがあります。
まず、保管する温度と湿度、そしてそれを一定に保つことや、ワインの構成と瓶熟成のポテンシャル、熟成能力の違い、熟成期間の長さなど。
温度が低いとワインの熟成が鈍り、温度が高すぎると熟成が早まってしまいます。
当店のワインセラーでは、保管温度と湿度を常に定温・定湿度に保ちワインを管理しています。