スクリーミング・イーグル ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー [2014] Screaming Eagle

スクリーミング・イーグル ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー [2014] Screaming Eagle

◎カベルネの1/10以下…白きイーグル。

カリフォルニア・カルトの頂点に君臨する 『スクリーミング・イーグル』。

オーナーの交代、若手醸造家(Nick Gislason/右画像)の抜擢、セカンド・ワインのリリース、そしてアドヴォケイト100点など・・・定期的なペースで話題を振りまくこのワイナリーより、「遂に白が出た」として業界を騒然とさせたボトルがこのソーヴィニヨン・ブランでした。

はじまりは2006年。

現オーナーのスタンリー・クロエンクが、ジーン・フィリップスからワイナリーを購入したこの年、栽培家デヴィッド・エイブリューの薦めで、現在48エーカーほどあるイーグルの畑のうち、30エーカーもの葡萄樹の植え替えが行われました。

その際、畑の北西セクション、ナパにはあまり見られない粘土質土壌の、2エーカーばかりの区画に植えられた葡萄樹…それこそがソーヴィニヨン・ブランでした。

’10年をファースト・ヴィンテージとして、造られるのは毎年2樽…≪30〜50ケース≫のみ。

カベルネが850ケース前後ですから、1/10以下。

更に言えば、このケース・プロダクションだけでも極少だというのに、造られたうちの5ケース程度しかメーリング・リストで配布されず、あとはイベントなどでワイナリーが直接用いるのだそうです。

元々イーグルのメーリング・リストは何年待ちかも不明で、「登録者が亡くならない限り空かない」とも言われています。

たった5ケース程度の販売…というのであれば、リスト入りを果たしたところで、恐らく長年の継続登録者(購入者)にしかアロケーションが配布されないか、或いは狭き門の抽選になっているのではないかと思われます。

現在、白イーグルがカベルネ・ソーヴィニヨンよりも高く取引されている理由には、このような背景もあったりします。

※こちらのワインはご注文後に仕入れを行う「受注発注品」です。

当ページにてご注文頂けました場合でも、輸入元在庫が完売の際はお届けすることができません(欠品の際はメールにてご連絡させて頂きます)。

ご了承の程宜しくお願いいたします。

山本昭彦氏のワイン・レポートの記事によれば、クローンはソーヴィニヨン・ムスクを含む三種だそうで、「ノンマロ。

100%樽で発酵し、10%が新樽。

ナパには珍しい粘土の多い土壌から。

オークヴィル東部にありながら、冷涼な微気象を備えるテロワールがよく表れている。

アルマンに言わせれば、これは「ミュジニーのシャルドネのような存在」。

ドイツでプロを集めたブラインド試飲で、オー・ブリオン・ブラン、フューザル、ディディエ・ダギュノーのプイィ・フュメ・ピュルサンなどを抑えてトップにたったという。

「世界一のソーヴィニヨン・ブラン」とも。

自慢めいたことを言わない彼には珍しい。

」とのことでした。

また評論家、ミシェル・ジャメは、そのファースト・ヴィンテージを複数人でブラインド・テイスティングした結果、「アロウホSBのようにフローラルでもなければ、スポッツウッドほど軽くクリスピーでもなく、モンダヴィのIブロック・フュメブランほど重くも無く、ヴィンヤード29や、レイルのジョージアほど樽も効いていない。

ナパのそれら偉大なほかSBのどれよりももっとエレガントで複雑で、しかしどれよりも高額だ。

」と述べています。

(※木箱ご入用の場合にはご相談下さいませ。

) 2018年5月現在、アドヴォケイト誌には前作’13年しか掲載されておりませんが、流通相場価格欄には、"$4,885"…日本円で約53万円ほどの値が付けられています(@109換算)。

勿論、’14年よりも人気のあるヴィンテージということもありますが、内外価格差も最小限にてご用意できました。

●恐らく今後も相当長い期間に亘り、カベルネ以上の高額取引が続きそうです。

■こちらのワインは、クール便必須とさせて頂きます。



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